コンパクト・リノベーションとは、自室の1室を耐震シェルターにリフォームする手法です。
地震の多い日本で、避難困難な高齢者方々が自宅にいながら避難できるように自宅の一室をワンルームに耐震改修します。
高齢者になって自宅が住みづらくなってきても、自宅で最期まで暮らしたいという方が大半です。
高齢者の方の暮らし方を調査すると、日々の生活は殆ど一室で過ごされていて後の部屋は物置化している方々が多く見受けられます。
高齢者の方は物には思い出が詰まっており、物をなかなか捨てられないし、捨てたくないとおっしゃいます。
それならば車いすになった時のことを考え、生活する場所だけ耐震化したバリアフリーのワンルームにリフォームし、その他の部屋はそのままとします。
地震の時の家具の転倒も考え、ワンルームの家具は全て作り付けとします。
リフォームするにあたり地震に備えた備蓄庫を設置します。
介護の人が出入りすることを考え、ワンルーム以外の部屋は鍵付きとします。
①自宅を減築したりして、シェルター仕様のワンルームにリノベーショを行う。
②耐震改修は、地震の際に外に避難が困難な場合に備えた構造とし、1週間はそこで暮らせる備蓄庫を用意。
③内装は、車いす使用にし、地震に備え家具は作り付とする。
④ヘルパーさんが通いやすいように、貴重品等の金庫室を備える。
「地震が来ると今までドキドキして眠れんかったけど、
ログシェルターにリフォームして貰ってから安心して眠れてます。」
ログシェルターは地震時の避難所にもなるので、もう災害時にも避難所に避難しなくても大丈夫です。